掲載作品は携帯カメラ撮影のため 発色(トーンや彩度など)が不正確でコラージュの印象も脆弱です あらかじめご了承ください
掲載作品は全て下記の規格です
A全判594mm×841mm/UV加工サインシート・7mm厚ウッドラックパネルマウント/アルミ製額装 /飲食店など展示環境によりUVアクリルカバーが必要になります
《購入に伴う作品のサイズ変更》
展示する購入者の空間に合わせたリサイズも可能ですA1→A2→A3まで 但しコラージュ制作がある作品は ご希望に応じて可能な範囲で対応いたします
告 白
画面上に造花用布(コンテチョークによる着彩)、工作用粘土(透明水彩による着彩)、色紙のコラージュ制作
全てを失い過ぎ去った後で かけがえのないモノだった真実に気づかされるのはなぜか…いろいろな告白をため息と共に吐き出せば 掌に染み込んでゆく 志半ばで挫折し続ける自我 フッと蘇る夢が脇腹を疼痛する…喪失による創造は孤独のたまもの
鈍色の陰翳
(にびいろのいんえい)※商談中
コラージュ制作はありません
…気韻生動…コロナのおかげで京都・大原は静まりかえっていた 前日からの雪の午後 三千院の参道に一瞬陽が差して 枝に積もった雪が 桜の花びらのように降りかかり 眼と頬を濡らす 通り抜ける一瞬の風を描写したい(絵画構成上の都合により実際の風景とは異なります)
十六夜の窪地-1(いざよい)
画面上に糸(赤黒)、色紙のコラージュ制作
6月の雨上がり夕暮れ時は雨粒が柔らかくこぼれ落ち 月光がほの明るく豊かな陰影空間を作っている 植物的エネルギーに溢れた宵闇 もう一度還りたい…満月の次の夜 十六夜のあの時
十六夜の窪地-2
コラージュ制作はありません
夕暮れの神社脇の窪地に 桔梗が咲き乱れている 花を見つめると 突出してくるエネルギーのような空間が花の中心から立ち上がってくる バルーンのような蕾が開き 植物的秩序により美しい五芒星を作った 薄紫の奥ゆかしい花々 でも彼らにとって大切なのは種なのだ
街角の白い人
コラージュ制作はありません
よじれながら展開する花びらがつくる空間に引き込まれる 「高潔な心・自然への愛」の花言葉とは縁遠い自分 白い花弁に人肌のぬくもりをみる…十代の頃に通り過ぎて行った年上の女の面影をなぞる(ただ前を通り過ぎただけ)
陽炎立つ朝に(かぎろい)
コラージュ制作はありません
5月上旬の早朝 代掻きが終わった田んぼにかかる朝霧に月が揺れていた 湧き水が流れる側溝から 煙のように朝霧が湧き出し紫苑の花を潤している 東の山並みがほの明るい 振り返れば柿本人麻呂的劣情が滲む
声のあとに残される聲
天沼を知るヒト
画面上に造花用布(白 ・グレイ)のコラージュ制作
天沼=自分が思う形而上の才能の泉=で生まれ育った人たちは 生まれ持った才能が開花する ずっと遠くで生まれた私は 壮絶な努力を重ねても 懸命にアカデミックなテクと知識を蓄えても 天沼にはたどり着けない 続けることが才能といわれる? 続けることで 泉から流れ出た水たまりぐらいは もしかしたら見つけられるかもしれない…ずっと続けているけど
身もだえの様な手探りの試み…掴みがたいモノに出会う根源乃手(Sold Out)
画面上に糸(白 赤)、工作用粘土をコラージュ制作
目覚める前に見た夢 黒曜石のような塊がふわっと体を包んでいる 冷えた手からテグスのような意思が滴ってベルギリウスが先端を導いていた 温かい白湯が欲しくなり…目覚めると涙か!唾液か!?
自分を見据えるとき怖ろしくもあり 傷ましくもある
画面上に糸、被服用ゴム、布、工作用粘土のコラージュ制作
自己矛盾を抱えている自分を描いてみる 鏡の中の自己を見つめているとやり切れなさに身悶えする フランシス・ベーコン(画家)が侵入し 内臓から裏返りそうになる 自己を表現するために 迷いながら描きもがく…翌朝目覚めると 何かが足りないと感じ画面に手を入れる 腹が減っていることに気づくが 分かったように必然的に加筆している自分が傷ましくもある
土着的な内なるムンクへ
画面上に糸(白 橙)、工作用粘土のコラージュ制作
画家エドヴァルド・ムンクを中学生の頃知った それから…多分知る前から自分の中に住んでいたムンクが 突然問いかける 作品を制作したり 酒を呑む意味や理由は何かあるのだろうか またいつもの作品やモチーフがドローイングを迫る ロックWをトリプルにして舐める
Straight, No Chaser...なんて言ってみる
Zero Gravity /Wayne Shorter
ゼログラビティ/ウエインショーター
画面上に造花用布(紅・紺)、工作用粘土、水引(紅)のコラージュ制作
ジャズ界の冷静な哲学者 !? 自己を再定義し新しい音楽をめざす熱いサックス職人 ! ウェインショーターを再評価する評伝映画 同時代のジャズの巨人達が ウェインとのセッションやエピソードを語り 造形するきっかけを与えてくれる 描きながら絵画のジャズの森でライブしている
`Round Midnight/Thelonious Monk
ラウンドミッドナイト/セロニアスモンク
画面上に造花用布(コンテチョーク彩色)、被服用ゴム、マスキングテープ(青)のコラージュ制作
モンクの傑作 トリオとのセッションが彼を踊らせる 鍵盤をはじくように つつくように指先も踊る 身体から溢れ出る…透明感ある音の量塊がシュポッ!っと転がりせめぎ合い弾む 飛ぶように変容するモンクと音階 様々な美術的イメージを喚起する モンクの帽子は「保護」なのか「隠れ家」なのか「自己表現の社交性」なのか
`Round Midnight
Pannonica/Thelonious Monk
パノニカ/セロニアスモンク
画面上に造花用布(くすんだ青・白)、デコレーション用ビーズ各種、のコラージュ制作
名門ロスチャイルド家のニカ夫人は 多くのジャズミュージシャンのパトロンです 移動中の飛行機機内で耳にした曲を気に入り 到着したその日に奏者(Monk)に会いに行った 彼女の直感に応えたセロニアス・モンクは 特に手厚い支援を受けた そのニカ夫人に捧げられた 普遍的敬愛に満ちた名曲 ゆっくりと波紋が広がる天沼の泉
Memories of Miles Davis
マイルスデイビスの記憶
※希望により加筆制作商談中
画面上に糸(橙 白)、毛糸(青)のコラージュ制作
ストイックに変容するサウンドスタイル カウンターカルチャーを奥底に 様々なジャンルのプレイヤーと共演セッションするジャズの帝王 トランスフォームする独自のフュージョンスタイルは 仲間に囲まれているようで実は孤独か ボッティチェリのアテネの学堂の主人公とサイドメンバーを連想する
琳派のような華やかで現代的な絵画空間に再制作中です
Armando’s Rhumba/Chick Corea アルマンドのルンバ/チックコリア
画面上に色付き輪ゴム、色紙、糸(白 水)、デコレーションシールのコラージュ制作
ArmandoはChick Coreaのファーストネームです 様々なジャンルを融合し 包み込むようなフレーズ 多彩な演奏スタイルは ジャズシーンに大きな影響を与えている スペインの情熱を味わい 幻想にのめり込む 多彩なイメージがうねりながら脳を犯す
Waltz for Debby/Bill Evans
ワルツフォーデビー/ビルエバンス
コラージュ制作はありません
ジャズピアニストが希求する究極の愛…
言葉では表現し尽くせない人類の課題を Bill Evansが教えてくれる 抑え込まれた情熱は安息を祈りながら 自己崩壊して涙する 押し寄せる絶望を 回避できるのだろうか
McCoy Tyner’s Garden
マッコイの庭
コラージュ制作はありません
語り尽くせないインスピレーションをもらった 演奏する手が跳ねるようだ 熱く跳ねるピアニストのシルエット 見る人と飛び跳ねるグラフィクス絵画+
Portrait in Jazz/Lime Colored Night
ポートレイトインジャズ/ライム色の夜
画面上にデコレーションビーズ(クリア+ルビー)のコラージュ制作
その花を見た瞬間 花びらの模様にQuintetやSixtetを連想した 星空に丸抱えされているような 美しく浮遊する神秘的なセッションの輝きを味わいたい ライムの香りと ジャズバラードに包まれて絵具もスウィングしている
Portrait in Jazz /Deep Sea Blues
ポートレイトインジャズ/デイープシーブルース
画面上にデコレーションビーズ(クリア+ブルー)のコラージュ制作
得体の知れない深海のジャズフリーク達と 揺れながら海底散歩をする 美しくよじれ収縮し 動き出す深海ライブのハシゴ酒 絵を見る人々は 神秘的なヴィジュアルとセッションするはず
Blue Train/John Coltrane
ブルートレイン/
ジョンコルトレーン
画面上に糸(黒)、布(黒)のコラージュ制作
熱く 泥臭く 激しい ジャズも美術もそのようにありたい 土着的抽象を目指すとき コルトレーンは形や色彩を…ストロークの強弱までイメージさせてくれる
My Favorite Things/John Coltrane
マイフエイバリットシングズ/ジョンコルトレーン
コラージュ制作はありません
ソプラノサックスのアドリブが ウイレム・デ・クーニングのストロークにかぶり アクションペインティングを誘導する ローリングしながら 画面上に見果てぬ夢を繰り広げて…
Ron Carter in June
6月のロンカーター
画面上に造花用布、工作用粘土のコラージュ制作
ダブルベースのうねるようなビートの波 長く節くれ立った手指から 連打される音階リズムが足下から身体じゅうに…侵入するタイミングのセンスは レジェンドが積み重ねた霊的闘いのたまものか 見る人がジャズスウィングを感じる作品を創りたい
Imagination Dead Imagine/Samuel Beckett
想像力は死んだ創造せよ/サミュエル ベケット
画面上に糸(白・ピンク)、撮影用接着剤、工作用粘土のコラージュ制作
サミュエル・ベケットはノーベル文学賞作家 代表作は「ゴドーを待ちながら」
ゴドーは旅人 ゴドーは幻影 ゴドーは過ぎゆく時間 私がほしい永遠のゴドー…意識して待つ人たちへは来ないのだろう ☆不条理を生きる諸行無常